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INTERVEW
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重い事実を直視する中から
より良い未来へ、患者・医療人が経験値を結集して透析から社会インフラのイノベーションを発信しよう。
「未曾有」「千年に一度」、あるいは「パラダイムシフト(価値観の変動)を迫る」といった枕詞で語られ、甚大な危機と困難をもたらした東日本大震災。様々な視点から復興に向けた検証がはじまっている今、透析医療で求められるのは危機管理、問題の克服・解決の基本である「困難な時こそ原点に返れ」ではないか。
それは、大震災が透析患者の生活、透析施設と医療人にもたらした「厳しい現実」への冷静で徹底した検証を通して、「患者の安全と生活を支える患者を中心に据えた透析医療の実現と、そのための患者と医療人の協力・協働による未来に向けたイメージ豊かな新しいシステムの構築」を展望することではないか。
本特集が、こうした取り組みの推進に資するところがあれば嬉しいかぎりである。
【Index】
重い事実を直視する中から
より良い未来へ、患者・医療人が経験値を結集して透析から社会インフラのイノベーションを発信しよう。